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2014年9月17日水曜日

清ら言葉 忘てなゆみ 那覇でくとぅば語やびら大会

2014/09/14の琉球新報の記事です。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-231575-storytopic-6.html


清ら言葉 忘てなゆみ 那覇でくとぅば語やびら大会

さまざまな地域のしまくとぅばで意見を発表する「島々ぬくとぅば語やびら大会」(那覇市主催)が13日、那覇市のパレット市民劇場で開催された。沖縄本島南部や北部、八重山、宮古島の沖縄地方のほか、奄美大島や米ハワイ出身者がそれぞれの地域のしまくとぅばを用いて意見を述べたほか、芝居を披露した。集まった約300人の観客は笑顔を見せながら、登壇者の話に聞き入った。

 小学生から高齢者まで10組が登壇。本部町備瀬出身の仲田栄松さん(88)=那覇市=は、60年前に離れた故郷の思い出を語った。その上で「幾里(いくり)隔(へじゃ)めても 幾代(いよ)変(か)わるとも 清(ちゅ)らさ備瀬言葉(びしくとぅば) 忘(わし)てなゆみ」と自身が詠んだ琉歌を披露した。

 ハワイ生まれで、現在琉球大学で沖縄の文化などを学ぶ県系4世のフー・コーリンさんは10年前、中学生のころに祖母から沖縄の文化を教えてもらったことを紹介。「これから沖縄の文化と歴史をもっと勉強して、守りたい」と意気込んだ。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2009年、消滅の危機にある言語として六つの琉球諸語を認定した。これを受けた13年の県の調査では、県民の約35%しか日常的にしまくとぅばを使っていないとの結果が出ている。


豊かな言葉、違い楽しむ 琉球諸語とハワイの共演

先日、9月13日に開催された「島々ぬくとぅば語やびら大会」の記事です。


以下、沖縄タイムスプラスより引用 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=83123
豊かな言葉、違い楽しむ 琉球諸語とハワイの共演
那覇市のうちなーぐち発信事業「島々ぬくとぅば語やびら大会」が13日、市のパレット市民劇場で開かれた。奄美大島から石垣島までの琉球諸語5圏とハワイから計13人が参加し、各地の言葉で共演。年齢も小学生から80代までと幅広く、戦争や方言札の体験、伝統文化の紹介、沖縄歌劇など、盛りだくさんの発表が繰り広げられた。訪れた300人余りが、地域色豊かな言葉の違いを楽しみ、聞き入った。
 18日のしまくとぅばの日を前に、継承発展の機運を高めようと開催された。
 石垣市白保出身の平地正俊さん(69)は、1771年の明和の大津波で壊滅的な被害を負った白保が、波照間島からの住民移住で再建したと報告。「うぬばすぬ、ぱてぃろまむにどぅ、まなぬ、っさぶむにご、なれるゆ(当時の波照間の言葉が今も白保に残って話されている)」と説明した。本島では「うーじ」というサトウキビが、石垣は「しぅっつぁ」、白保(波照間)は「あみしな」というなどと、比較して紹介した。
 「八重瀬ぬ文化財」と題し発表したのは、八重瀬町にある新城小学校5年の城間美怜さんと新城合美花さん。町出身の仲本稔さん作詞の民謡の教訓歌「汗水節(あしみじぶし)」を歌い「汗水節(あしみじぶし)にや、いきいきと働ちのぞみ持っち、生ちちゅる大切(てーしち)な教(ならーし)ぐぅとがあいびーん(汗水節は、いきいきと働き、希望を持って生きる大切な教えが示されています)」と地元の誇りを元気よく紹介した。
 ハワイ出身で沖縄4世のフー・コーリンさん(23)は、琉球大学に留学中。10年前に母親からルーツは沖縄と聞き、アイデンティティーを考え始めた。「ちゅー、くぬまぎさる大会うぅてぃ、うやふぁーふじぬしまくとぅばし、スピーチするくとぅ、かんげーらりやびらん(この大きな大会で先祖のしまくとぅばでスピーチすることは考えられません)」と感激の様子で話し、大きな拍手を受けた。